敦子から敦司へ…招待きっぷ

GIVE ME FIVE! のミュージックビデオを見ていると、あっちゃんが弟の敦司くんあてに新幹線の切符を送る場面があります。

ドルヲタと鉄ヲタを兼業する者としては見逃せない物件であるため詳しく観察してみました。



結論から申し上げるとこの切符は本物ではありません。よくできていますがヲタ視点で見ると所々「ん?」と思うところがあります。


その1…券面上部の■記号
この記号は新幹線と在来線が並行する区間で会社が異なる場合に、どちらを経由するか区別するものです。(■→新幹線 □→在来線)

左3つは東京〜熱海
(JR東海とJR東日本)

中3つは米原〜新大阪
(JR東海とJR西日本)

右3つは新下関〜博多
(JR西日本とJR九州)

選別に該当しない区間には「・・・」記号が付きます。

八戸から上野は新幹線・在来線ともJR東日本ですからこの記号は印字されません。

乗車券・新幹線特急券の文字の下にアンダーラインが正解です。



その2…右下の発券番号
この画像ではつぶれて見にくいのですが、映像では「287652」という番号が見えます。

ここの番号は5桁が正解です。

厳密には左1桁と右4桁に分けられ、右4桁を7で割った余りが左1桁にくる法則があります。

つまり「10015」や「60048」といった感じです。券によってはあてはまらず、7,8,9から始まるものが出ることもあります
(入場券などホストコンピュータにアクセスせず発券すると7〜9がつくそうです)



その3…地紋がない
青っぽい券の色は再現できていますが、実物をよく見るとJRマークの模様が入っています。

さらに目を凝らすと発行した会社ごとに模様が異なっており、以下のような記号が隠れています。

北海道・・「北」
東日本・・「E」
東 海・・「C」
西日本・・「W」
四 国・・「S」
九 州・・「K」  手元に切符があれば見て下さい。


あとはフォント(字体)が微妙に異なるといった相違点もありますが、小道具としてはおおむね良くできていると思います。

はやて16号は実在しますし、時刻や運賃も合っています。

発行駅の「上野駅@−1」はハイフンが入らないような気もしますが、駅ごとに異なり上野駅の場合は未確認ですので、ここでは言及しません。


八戸にこだわる理由はわかりませんが、弟が住む住所や飲んだくれオヤジのテーブルにある八戸の酒も実際に存在します。