思い出は全部ここに捨てていけ!
春コンin国立競技場
「思い出は全部ここに捨てていけ!」
(AKB48単独公演)

国立競技場
(東京都新宿区)

2014年 3月29日(土)晴れ
国立競技場



《頂点》
コンサート会場として使われる施設としては国内最大規模を誇る国立競技場。正確には「国立競技場」はここ霞ヶ丘の他に代々木や西が丘にもあるのですが、「国立」といえば霞ヶ丘を差すのが一般的になっています。

かつては使用制限が厳しく、コンサートに使えるようになるまで様々な苦労があったそうですが、アーティストやそのファンを含めた先輩方が積み上げてきたマナーなどの実績が認められ、徐々に開放されるようになってきました。

2020年に東京で開催が決まったオリンピックに向けて建て替えに入るため、もうここでのステージに立てるチャンスは残りわずかです。

《会場入り》
鉄道路線が入り乱れる都心部にある広大なスタジアムですので来場に使える駅はいくつもあります。JRなら千駄ヶ谷駅と信濃町駅、地下鉄ではその名も国立競技場駅や外苑前駅、青山一丁目駅も徒歩圏内です。

千駄ヶ谷駅

地下鉄は距離的には最寄りでも、慣れないとかえって時間がかかることがあるので、ここは普段から使い慣れている総武線の千駄ヶ谷からのアクセスを試みます。

三島駅から朝一番の新幹線に乗り、東京に着いて大急ぎで千駄ヶ谷に向かったものの会場に着いたのは7時50分。グッズ販売の待機場所になっている明治公園は何重にも折り返した行列ができています。

途中までは順調に進んだのに売り場が近づくにつれて緩慢に。結局買い終わるまでに3時間を要して疲れてしまいました。それでも売り切れなく欲しいものはすべて購入でき、並んだ甲斐があったというものです。

グッズ

《再会》
喫茶店でも行って休憩しようと歩いていると、美化活動仲間のMASATOさんに声を掛けていただきました。こちらからは全く気付かず申し訳ない…。

7万人が来ると言われるコンサート。お客さんのマナーが悪ければ悲惨なイベントになってしまいます。いつもの大きな看板を持ってアピール活動に励むようですので、
「私もあとでゴミ拾いに行きます」と約束して、のちの再会までしばし別れました。

《明治公園》
食事を終えて会場に戻ると、グッズ購入の待機列は消化されるどころか激しく増えています。

待機列

入場する前に公園の清掃をしようと思って準備をしていたら、いつかイベント会場で見た大阪のまゆゆ推しの方の看板が置いてあり、どこかで会場美化活動に励んでいるようで頼もしく思います。

公園内や周辺の道路をぐるぐる回りながら落ちているゴミを拾い集めましたが、人が多すぎてなかなかはかどりません。公式写真の交換をしている人の足元に落ちている袋が、風が吹くたびに飛ばされていくのを何度も見ました。

ゴミ拾い

他にもペットボトルや空き缶、チラシなど人数の割には少ないと言えるのかもしれませんが、それなりの量が集まりました。会場内にはくずかごが充実していましたが、待機場所にはほとんど無かったのは反省してほしい点です…。

《入場》
14時半、清掃を終えて場内へ。入ってすぐの場所でAKBカフェの出張店舗が営業しています。「ゆうコンボ」と名付けられた大島優子さんの卒業記念メニューがよく売れています。

ゆうコンボ

優子さんの好きなチーズを使ったホットドックにポップコーン。お茶かサイダーにコースターが付いて900円! 高いですが、秋葉原のお店で見慣れたカフェっ娘さんが声を張り上げて売り込んでいるとつい買ってしまいますね。

《着席》
アリーナ席はメインステージを正面に、十字の花道を囲むように大きく4つに仕切られていてA・Bブロックが前寄り、C・Dブロックが後ろ寄り。左右方向は12番あたりが真ん中だったようです。

手持ちのチケットはD23ブロック。つまり後方かつ超上手寄りというアリーナの中では干され席でした。

終わってみるとスクリーンを使わずメンバーを識別することができたのは十字花道のごく一部と、2曲だけ使われた外周で馬型のフロートに乗ったメンバーだけという寂しい結末に…。

開演アナウンス…高橋みなみ

▼セットリスト
 1.転がる石になれ(AKB Ver.)
 2.ファーストラビット
 3.会いたかった
 4.Everyday,カチューシャ
 5.重力シンパシー
−−MC−−
 6.アイドルの夜明け
 7.初日
 8.呼び捨てファンタジー
 9.ただいま恋愛中
10.Only today
11.BINGO!
12.青春ガールズ
13.最終ベルが鳴る
14.ボーイフレンドの作り方

15.くまのめいぐるみ
16.彼女になれますか?
17.手をつなぎながら
−−映像−−
18.前しか向かねぇ
19.GIVE ME FIVE!
20.Baby Baby Baby
21.君のことが好きだから
22.君と虹と太陽と
23.僕のYELL
24.Confession
25.ごめんねジュエル
26.心の端のソファー
27.背中から抱きしめて
28.夕陽を見ているか?
29.AKBフェスティバル
30.ひこうき雲
−−MC−−
31.泣きながら微笑んで
32.言い訳Maybe
33.ずっとずっと
34.ラッキーセブン
35.制服フィロソフィー
36.オネストマン
37.僕らの紙飛行機
38.RESET
39.回遊魚のキャパシティ
40.AKB48
41.大声ダイヤモンド
42.UZA
43.掌が語ること
44.真夏のSounds good!
45.フライングゲット
46.さよならクロール
47.ポニーテールとシュシュ
48.ギンガムチェック
49.ヘビーローテーション
−−MC−−
50.桜の花びらたち
−−アンコール−−
EN1.ゴールデン・レトリバー
EN2.少女たちよ
EN3.After rain
EN4.会いたかった
EN5.恋するフォーチュンクッキー

終演あいさつ…大島優子

《感想》
巨大なテディベア人形が転がった、おもちゃ箱をひっくり返したような賑やかな舞台で繰り広げられた55曲・4時間に及ぶコンサート。退屈することなく時間があっという間に過ぎていきました。

「予定調和を壊す」と言いながら、今までAKBのコンサートは予定調和そのものだと思っていました。全体曲、ユニット曲、チーム曲といった構成はどのコンサートも大差なく、選ぶ曲も大きくは変わりません。

それでも今回は大島さんの卒業ということで、最終日は明日であるけれどユニットに連続で出たり、ソロ曲があったり、終演後に一人であいさつをしたりと粋な演出がありました。

ただ、度重なる組閣によって「チーム推し」という概念が死んだ現状で、「転がる石になれ」や「初日」といったチームを代表する曲の立場はどうなるんだろうと心配になりました。

メンバー単推しの人もいますが、仲間でやってきた「チーム」が好きで応援しているファンも多くいます。チームでひとつの公演を作っていくことがAKBグループならではの特徴。反対意見を押し切ってまで大組閣を断行した以上、もう後には引けない状態になっています。

国立競技場

《単独コン?》
翌日にグループ全体のコンサートを控えているのに、次のシングルの選抜発表が今日あったのもいかがなものかと思いました。これは理由の推測が容易で、会場から生中継されていたテレビ放送のためこの日にメンバーを発表して初披露という形にせざるを得なかったのだと思います。

姉妹グループから選抜に入ったメンバーのファンで、翌日の全体コンサートを見に行くつもりの人はどう思うか?メディア露出、スポンサーといったことももちろん重要ですが、まず直接応援するファンを大事にしないのでは本末転倒です。

人気があって盛り上がっているからメディアが食い付いてくるのであって、ファンから見放されて人気が下火になった時にはテレビも雑誌もあっさり離れて行ってしまうと思います。

《楽曲回顧》
マイナス点を多く書き並べましたが、コンサートとしては充分に楽しめました。開放的な野外会場で、スピーカーの大音量に負けないよう全力で声を出して応援してきました。

「青春ガールズ」では渡り廊下走り隊を思い出す手旗信号で客席にメッセージを送っていました。
「掌で語ること」は客席のみんなも一緒に歌って曲の趣旨に合ったすばらしい一曲になりました。
「泣きながら微笑んで」の時には多くの人が緑のペンライトを振り、優子さんのソロ曲を華やかに演出しました。
「桜の花びらたち」のフルバージョンを大きなコンサートで聴けるのは非常に珍しいことです。

《退場》
開演前はオープンから3時間かけて徐々に入場してくるので入口も激しい混雑はありませんでしたが、帰りは終演後に一気に出るので大変です。規制退場で客席での混乱はないものの外に出てからが大変です。

国立競技場

駅がいくつもあり分散できるのが強みの会場ですが、それでも歩道のキャパは超えていて、人の流れに押し流されて行ったら来た時とは違う信濃町駅でした。

今日は絶好の天候で開催できましたが、明日は雨予報。太平洋側は春の嵐になると言われていますがいったいどうなるのか。心配しながら会場をあとにしました。


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